2026.09.03
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マンションでもできる?対面キッチンのリフォーム術


「家族と会話しながらお料理がしたい」「テレビを見ながら楽しく家事をしたい」 リフォームのご相談でとても多いのが、リビングを見渡せる「対面キッチン」への変更です。特に、少し前に建てられたマンションで主流だった「壁付けキッチン(壁に向かってお料理をするスタイル)」にお住まいの方から、「料理中の孤立感をなくしたい」とご希望されることが多くあります。
しかし、マンションでのキッチン移動には、戸建てにはない「思わぬ落とし穴」が隠れているのをご存知でしょうか。
■「配管の傾き」というチェックポイント
いざリフォーム!となっても、「ご自宅の構造上、キッチンの移動は難しいですね」と言われてしまうケースがあります。その一番の理由は「お水が流れる配管の傾き(勾配)」です。
排水をスムーズに流すためには、配管を少し斜めにする「傾き(勾配)」を作らなければなりません。しかし、マンションの床下空間(コンクリートから上の床板までの隙間)には高さに限界があります。
キッチンを元の場所からリビング側へ大きく移動させようとすると、その分だけ配管を長く斜めに引っ張らなければなりません。 しかし、マンションの床下空間に十分な高さ(ゆとり)がない場合、無理に配管の傾きを作ろうとすると、床全体を高くする大がかりな工事が必要になり、結果として想定以上の費用(予算オーバー)がかかってしまうのです。


■配管が動かせなくても諦めないで!プロが提案する解決策
「じゃあ、うちは対面キッチンにできないのね…」と諦めるのは少しお待ちください! キッチンの場所自体は動かせなくても、工夫次第で憧れの対面スタイルを叶えることは可能です。
カウンターの設置 キッチンは元の壁付けのままにして、背面に手腰ほどの高さの壁(造作壁)とカウンターを新設するアイデアです。リビング側からはキッチンの中の生活感が見えなくなり、すっきりとした対面キッチンのような空間に生まれ変わります。出来上がったお料理を置く配膳台や、ちょっとした軽食スペースとしても大活躍しますよ。
■契約前に要チェック!マンションならではの「3つのルール」
リフォームを成功させるには、マンションごとに定められた「管理規約」を事前に確認することが大切です。
1.電気容量の上限(IHに変更したい場合) 対面キッチン=IHという決まりはありませんが、火を使わない安心感からガスコンロからIHへ変更される方が増えています。その際、マンション全体の電気容量のルールでIHが導入できるかどうかの確認が必要です。
2.床の遮音ルール(LL-45など) キッチンのリフォームでは、周囲の床材(フローリングなど)を張り替えることが多くなります。階下にお住まいの方へ足音が響かないよう、「決められた防音レベルの床材を使いなさい」というルールがマンションごとに決まっています。
3.排気口(換気扇の通り道)の移動 料理の匂いを外に逃がす換気扇の管(ダクト)も、外壁の穴の位置が決まっているため、自由に延長したり曲げたりできないことがあります。


■安心してリフォームを進めるために
「うちのキッチンはどうかしら?」と少しでも気になったら、まずはご自宅の状況を拝見させてくださいね。
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