Renovate plus 巧矢
マンションリノベーション（リフォーム）専門

「置床」はフローリングなどの仕上げ材と
コンクリートの基礎部分の間に空間が設けられており、
コンクリートの上に支持脚を立てて
その上に床材を載せています。
まるで舞台のような仕組みです。
床下に空間を設けることで
配管や配線など通すことが可能です。
なので、キッチンやお風呂などを
移動させる間取り変更のできる
リノベーションがしやすいメリットがあります。
便利な反面コストがかかったり
天井が低くなってしまう難点もあります。

「直床」はコンクリートに
直接フローリング材などを貼る工法です。
「置床」が取り入れられたのは
２０００年以降で、それ以前は
直床が多く取り入れられていたので
築年数の経ったマンションは
「直床」を採用していることが多いでしょう。
近年では建築費の高騰などが影響して
「直床」を採用するマンションもあり、
コスト削減のメリットがあります。
また、床を低く施工できるので
天井が高くなり、空間を広くすることができます。
反面、配管の移動が限られるので
リノベーション時に水回りの移動が難しい難点があります。

この２種類の工法によって
コストやリノベーションの自由度、
配管のメンテナンスのしやすさ、
遮音性などが変わってきます。
リノベーションの際には
床の構造にも注目してみましょう。