トイレの排水方式には壁排水と床排水の2種類あります。
リフォーム・リノベーションの際、既存のトイレを撤去した後に新しいトイレを設置します。
建物の構造に合わないトイレタイプを選んでしまうと、設置ができません。
トイレを選ぶ際には、まず排水管のタイプを確認するのが基本です。
排水方式とは?
見分け方
排水方式の見分け方は簡単です。
便器の後ろを確認した時に排水管が見えるものが「壁排水」
排水管が見えないものが「床排水」です。
ちなみに、「壁排水」と「床排水」で商品の値段が違ったり、商品によってはどちらかのタイプにしか対応していないものもあります。
壁排水には注意が必要!
壁排水タイプのトイレを交換する際、配管のつなぎにジョイントと言われる部材を使用する場合があります。
その場合、ジョイント分「前の位置に配置」する必要があるため、どうしても出っ張ってしまいます。
設置するトイレのサイズによっては、圧迫感が出てしまうことがあるので事前にサイズを確認しておきましょう。
トイレのマンションリフォーム・リノベーションでポイント
①便座の大きさとトイレの広さ
先にも触れましたが、壁排水の場合少し出っ張ってしまうことがあります。
そのため、大きいサイズを設置してしまうと使いづらさを感じることがあります。
また、床排水の場合もトイレの広さによっては圧迫感が出てしまうことも…
自宅のトイレの広さに合わせて、適切なサイズを選びたいですね。
②床材
トイレと一緒に劣化しやすいのが床材。
劣化が目立つ場合は一緒に変えてもいいかもしれません。
③トイレ内のコンセント
今ではトイレ内にコンセントがついていることが多いですが、古いタイプのトイレだとコンセントがない場合もあります。
最新のトイレを設置する場合は電源が必要なことがほとんどなので、別途電気工事が必要になります。
④トイレ内のレイアウトについて
広いトイレなら、収納などのレイアウトを楽しむこともできます。
トイレ用品をストックする収納棚や吊戸棚などを新たに設置することも検討してみてください。
費用感について
最後にトイレのリフォーム・リノベーションについての費用感を解説します。
設置する便器のグレードやリフォーム・リノベーションの範囲によって価格は異なります。
▽ウォシュレットトイレ
・便器のみ: 3万円 ~ 6万円
・便器と床(壁): 7万円 ~ 18万円
▽タンク式トイレ
・便器のみ: 10万円 ~ 20万円
・便器と床(壁): 15万円 ~ 30万円
・トイレ全体: 40万円 ~ 70万円
▽タンクレストイレ
・便器のみ: 15万円 ~ 35万円
・便器と床(壁): 20万円 ~ 40万円
・トイレ全体: 45万円 ~ 80万円
あくまでも参考価格となります。
実際かかる費用については、お近くの工務店にご相談していただければと思います。
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